わたしは、ヴィーナスに会いました。
ちょっと、話は長くなるかもしれないんですが、
聞いてもらってもいいですか？？
世間のゴールデンウィーク中に、
わたしもお休みをいただき、
その１日を一部始終お話します。
まずは、
朝仕事の日よりも、少しだけゆっくり起きて、
朝からサラダうどんを食べて（新玉ねぎ入れ忘れた）
これから動き出すのに、スタミナを蓄えて
午前中から愛車を洗車しました。
２、３ヶ月ぶりに洗う愛車は、
真っ黒になっていて、
綺麗になるまで、結構一苦労。
午前中をフルに使って、綺麗にしていきます。
お昼にまた、精を出すために
かつやのひれかつ丼を食す。
ちょっと、がっつきすぎて結局下す。
『幸先、良いな』
慣れっこのわたしは、そう思ったのだった。
そんなこんなで、
一回始めたらとことんやってしまいたいわたしは、
掃除機で中までキレーにし始める。
これが、結構大変です。
日差しも強いから、
車内はあつあつ。
汗だくになりながら、綺麗にしていく。
そして、一回やりだしたわたしは、もう止まらない。
ひれかつ丼食べたからか、
パワーが有り余っていて、
もう一台洗車して、
まだまだ、ひれかつパワーも有り余っていたので、
もういっちょ！
という感じで、合計3台の車を洗い上げました。
もう、汗だくです。暑かったから。。。
しかも、７・５部袖みたいな服を着ていたので、
腕の露出していた部分が真っ赤に。
痛い。
でも、愛車が綺麗になったので、
結果オーライ！
汗もかいたことだし、
キレーになった愛車で、
ドライブがてら銚子へ行ってきました。
中々、気持ちのよいドライブで、
ちょっとお腹も空いてきて、
たこ焼きも食べたくなってきたところで、
銚子のイオンへ入る。
なんか、北海道来たみたいっ！
行ったことないけど！
銚子のイオンは、
北海道みたいな情景で、
銀だこの美味しさも、割り増しでした。
みなさん。
まだヴィーナスは、出てこないですよ。
イオンで出会ったのか！
と思った方、残念です。
まだ、この頃はヴィーナスの存在にも気づかないのだった。
そんなこんなで、
汗だくになってたわたしが向かった先は、、、
太陽の里 in 銚子
大衆温泉です。
この、素敵な感じ。
ちょっと旅行に来た気分になります。
ウキウキしながら、大浴場へ。
まず、体を洗うのに洗い場へ。
斜め手前にいる女性が、
なんだか気になる。
ずっと立ちながら、シャワーを浴びている。
まるで、、、、
ヴィーナスのようだ。
透き通るような白い肌に、
たわわな女性らしいフォルムの体つき。
一見、学生くらいに見える。
あれは正に、ヴィーナスだった。。。。
その、斜め手前の通称ヴィーナスは、
しきりにシャワーを立ちながら浴びている。
まるで、この画のように。
シャワーのホースが、
この昆布の髪の毛のように見えて、
まさにヴィーナスって感じだ。
でも、わたしも大浴場の椅子って
なんか、座りたくないから、
地面に正座とか、ゲーム座りとかしながら色々洗うから、
このヴィーナスもずっと立ってるのは
そういうことなんだ！
と解釈し、気にせずに自分の持ち場へ気を戻す。
そうして、やっとお風呂へ入る。
とっても気持ちい〜〜〜〜！
車3台分洗車した体と、
腕の日焼けに染み渡る。
寝湯もあって、ジェットバスのようになっていたので、
ちょっと入ってみる。
推定４歳くらいの男の子が、隣に入ってきた。
彼は、寝湯の浅瀬のジェットに流されて
手すりの部分に股をはさんで、
流れないように、なんかグイグイして
必死にしがみついている。
なんか、、、。いやだなぁ。。。
って思ってしまった。
そう思ってしまたわたしは、
大人なので露天風呂の方へ移動したのだった。
露天風呂からは、
犬吠埼の灯台が見えて
（さすがにこれは、お風呂で撮ったものではないですが、こんな感じ）
海風と素敵な夜景で、
とっても気持ちのよい景色で、
個人的に立ち風呂というのがオススメだった。
立ち風呂ではぁ〜〜〜キレ〜〜〜、癒されるわ〜〜。
なんて思っていたら、背後に人影が。
ビックリ症のわたしは、はっ！っとして後ろを見る。
こっちにもヴィーナスっぽい子がいるっ！
先ほどのヴィーナスより、
ちょっと浅黒くて、若そうな、
でもやはり、ヴィーナスのようなたわわさの体の持ち主だ。
銚子で、ヴィーナス二人発見したっ！！！
わたしは、そう思いながら一人でテンションが上がったのだった。
ということで、
せっかくの立ち風呂も集中できなくなって、
露天風呂のヒノキ風呂にいくと、
ヒノキの床で滑って転びそうになったので、
泣きそうになりながら、中に戻り、
気を取り直して、頭を洗うことにしたのだ。
さっきと同じ洗い場の場所まで戻る。
と、そこに最初に出会った方のヴィーナス（ヴィーナス１号）が、
またしきりに、シャワーを体に浴びせている。
まさに、こんな感じだ。
しかも、シャワーもプッシュ式のシャワーなので
一回一回、プッシュして出して
プッシュして出してを繰り返している。
この人はすごいなぁ〜〜〜〜。。。
頭を洗いながら、
そのことで頭がいっぱいなってくる。
『なんで温泉にきて、お風呂に入らないの？』
どんどん、色々な考えがめぐってくる。
潔癖性なのかな、、、
いや、お風呂に入る前の儀式なのか、、、？
はたまた、本物のヴィーナスなのか、、、？
うううううう〜〜〜〜〜、
頭が苦しくなってくる。
その時、ヴィーナスの方から声がした。
『お母さん！』
え、お母さん？
横目で、ヴィーナスの方を確認してみると、
さっき立ち風呂で会った、ヴィーナス２号が
１号に向かって言ってるではないか。
な、な、な、
なにぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜！？
家族だったの！？
わたしは一人で、目をまんまるくさせてしまった。
どうりで、ヴィーナス二人
いっきに発見しちゃうわけだね！
ヴィーナスの子供は、
ヴィーナスだよねっ！ねっ！？
そう思ったのだった。
終始もう、その家族にしか気が行かない。
耳をすませて聞いていると、
母ヴィーが子ヴィーのことを、しきりに怒っているではないか。
これはただ事ではないぞ！？
そう思い、
よりよく耳をすませる。
なんだか、
洗ってない、洗った
触ってない、触ったでもめている。
母ヴィー『なんでいるもそうなの〜〜？ちゃんとやってよ！』
『また、やり直しじゃん〜〜〜。』
なんかわからないけど、
子ヴィーが母ヴィーにめっちゃ怒られてる。。。
もう気にしてると、
頭も洗えないので無視することにして、
洗いをすませて、またお風呂に入ることにした。
所定の場所に、長時間いれないわたしは
全部のお風呂を制覇したので
もう、上がろうと思った。
脱衣所に向かうと、嫌な予感がした。
また、あのヴィーナス一家だっ。
子ヴィーはスラスラと脱衣所に入っていくのに、
母ヴィーはなんだか、脱衣所とお風呂の間のスペースの
敷いているマットの隅っこの方に
つま先立ちをしながら、
やはり子ヴィーに対して怒っていた。
母ヴィー『ねぇ〜〜、勝手にいかないでよ！』
『早く持ってきてよ！』
娘も（子ヴィー）大変だなぁ〜〜〜、
そう思いながら、母ヴィーの横をすり抜けて
脱衣所に向かった。
わたしが体を拭き終わっても、
洋服を着終わっても、
まだその場所でもめている。
よ〜〜〜〜く見てみると、
子ヴィーが車椅子を持ってきてる。
病気なの？？
いやいやいや、
さっきからずっと立ってシャワー浴びてたじゃん！！
潔癖性だなっ！
これは、極度の潔癖性！
ってわたしは思った。
多分、床すらも歩きたくないのだ。
でも、待てよ、、、
よく子供産めたよな、、、、
産後変わっちゃったのかな、、、
そんなどうでもいい、
わたしの考えをよそに、
こんな声が響いた。
母ヴィー『ねぇ〜〜〜、やめてよ、さっきから！』
『もう一回やり直しじゃん。また戻るよ』
と、お風呂場へ戻っていってしまったのだった。
やばいなっ。
わたしはそう思った。
そうして、お風呂場のシャンプーを使って
バシバシになってしまった髪の毛に、苛立ちを感じながら
ドライヤーをする。
そうすると、また声が聞こえて来る。
知ってる知ってる。
わたしはもう、覚えてしまった。
案の定、ヴィーナス一家だ。
今度はうまく、車椅子に着席できたらしく
子ヴィーに操作させている。
母ヴィー『ここでいいよ。』
『水出して、ねぇ〜〜熱い、水出して水』
すごいコキの使い方だ。
これは潔癖だと思っていたけど、重度だっ！
そう思ったわたしは、
あることに気がついてしまった。
下半身は館のレンタルの短パン着て、
上半身はヴィーナス状態で、車椅子だ。
おかしくないっ！？
それじゃ、半裸車椅子ヴィーナスじゃんっ！
潔癖なのに、
その貸し出しの短パン履けるの！？
しかも、上着てっ！
子ヴィーはちゃんと着ているよっ！
どうでもいいけど。
そして思った。
貝の中にいるもんだから、やっぱりキレー好きなんだねっ！ねっ。
なんか。
ゴールデンウィーク１日休んだだけで
こんな内容のぎっしり詰まった１日になった。
ありがとう、ヴィーナス。
太陽の里 in 銚子
オススメです。
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