2019/07/11

YOUは何しにアメリカへ!?パート③





もうそろそろ、
飽きてきてますよね?




はい。
存じ上げております。




しかしながら、
強行突破したいと思います。









6月30(日) 雨のち晴れ


朝から雨が降っていました。


前日のタクシー騒動の救世主。
朝からニューヨークへ
バスで帰るということで
(仮)ジョンスペをみんなで見送る。



会った瞬間、
熱い抱擁されたんですが、
(アメリカン)
この日はあんまり汗びしょびしょじゃなかった。






この日も
雨が降る〜
なんて言ってもすぐ止んだりしたので
大丈夫だろ〜。
そう思っていましたが、
会場へ着くと豪雨。





とりあえず、
TEAM FROM JAPANで談笑して、
この日のファーストステージ
ウィルコのギターの
ネルスと
ジュリアンレイジのセット。






映画のような映像に合わせて
ギターをアドリブ(?)で
その映像に合わせて奏でる。

まさにアートだった。




こんなにギターで話せたら
人生変わってたんだろうな〜〜〜
(そりゃそうだ)




そしてお腹が空いたので
外の出店で何か食べ物を買おうとしたら、





”豪雨がやってくるから、屋内にとどまってください!!!”




とい指示が。






英語だからわかんなかったけど、
なんかスタッフの人たちが
しきりに叫んでるから
なんだろうと思ってた。


私の英語の解釈では、、、






”お財布泥棒が、このフェス内で発生しました!”
”みんな、気をつけて!!!”








そんな具合のアナウンスかと思ったんだけど
全然違かったみたい。
(恐らく、STORMとSTOLENの違い)



屋内に入れコールに従い、
美術館のフードコーナーの長蛇の列に並ぶしかない。



席もいっぱい。
食べ物
頼めたとしても
席がない、、、、





私たちは
英語力も乏しいので
床に座って食べる覚悟でいた。


そして、
店員さんの英語も聞き取れず
食べたいものが頼めなかったし、
頼んだものも想像していたものと違かった。


でもお腹は空いている。



席は、相変わらず空いていない。



ちょっとした広々とした
隅っこの床で食べ始めた。



近くにいたおばさんには、
”GOOD PLACE”
って言われた。


そして、
3口食べると
想像していたものと違ったし
色々おなかいっぱいになってしまった。


そこに、一人の紳士が現れた。




”よければ、あっちに席あるからきなよ!”




相席させてくれるようだった。
私たちはありがたく座らせてもらう。


彼が言うには
彼の奥様は日本人で
きっと私たちのことを喜んで歓迎してくれる!
と言ってくれた。
子供達も奥様と一緒に遊んできているようだ。




しばらくすると、
奥様と子供達が戻って来た。
日本の方だ〜〜〜〜!!!
と大安心。




色々話していると、
奥様の出身地は
検見川だった。

まさに!!!
こんな田舎のアメリカに、
千葉県民率!!!
ラーメン屋の女性、こちらの奥様、私たち。
4人とも千葉県民。





成田空港近いのも関係しているのか?
(そんなことはないと思う)




話ははずむばかり。
初めて会った気がしない。



”このSOLID SOUNDのためだけに来たの?”


もちろん
”イエス!”



彼はとっても驚いていた。
クレイジーだぁ〜〜〜!!
と喜んでくれた。



ソリッドサウンドフェス後の予定を聞かれ、


ニューヨークへ戻ってから
グリニッチヴィレッジで
ボブディランの
”フリーホイーリン”のアルバムの場所、
ジョーンズストリートで写真を撮って、





映画”SMOKE”の
ハーヴェイカイテル扮する
オギーレンが、
10年以上も同じ場所で
1日たりともかかさずに
写真を撮り続けているというタバコ屋が
ブルックリンの
プロスペクト公園の端っこにあるので
(今は、パイ屋さんらしい)
そこで写真を撮りたいんだ。




そう伝えた。




そうしたら、
彼らのお家はブルックリンで
比較的近いとのこと。




ぜひ、
ホテル決まってなかったら
うちに泊まってください!


そう言っていただいた。



私たちは
これも素晴らしい縁だ!!!
と言うことで、
このまま会えなくなるのも寂しいので
お言葉に甘えて
次の日、
泊まらせていただく運びとなった。




連絡先を交換し、
バイバイ。




私たちは
ジョナサンリッチマンをほんの少しだけ見て、
なんか陽気に踊ってた!




ウィルコの
ベースのジョンさんと、
マルチプレイヤーのパットさんのバンド
オータムディフェンスを
ちょっと見に行って。
色々キラキラしちゃって
カメラに納められなかった!




そして、
ちょっとダブルブッキング?的な
感じで
ウィルコのギターのネルスと
その奥様でもある
チボマットのホンダさんのバンド。
CUP
めちゃくちゃかっこよかった。
ホンダさんが隠れちゃってる、、、


この時、
YOUの隣で
膝を立てながら寝そべりながら見ていたおじさん。
YOUもスピーカーが邪魔で
大好きなネルスが見えない。
おじさんの膝の方に顔をやると見える。


曲がいい感じに盛り上がってくると
YOUはネルスを見たくて
おじさんの膝の方に顔をやる。

そのタイミングで
おじさんも気持ちよくなってくるので
膝で音を取り始める。

そうすると、
丁度そのタイミングで
YOUはおじさんの膝に
KISSをしてしまう。


それを2回繰り返してしまったらしい。



思い出のステージ。



わたしは、
英語が喋れないので
ホンダさんに
”日本から来ました〜〜”
アピール。
とっても気さくで
かわいいお方でした。
馬のジャンプスーツも可愛かった。
(実は、ホンダさんのインスタにソリッドサウンドフェスに行きたいんだけどどうしたらいいですか!!!!?とインスタでメッセージを送っていたけど、読まれることはなかった)





そして、遂に、、、、。



大トリのTWEEDY。




雨が降りしきる中
最高のステージだった。

NEIL YOUNG & CRAZY HORSE
THE LOOSING END
のカヴァー。


そして、次に
LET'S GO RAIN




最後には、、、
BOB DYLANの
I SHALL BE RELEASED、、、




泣ける選曲。
途中、
でっかい虹もかかり、
パーフェクトですよ。




帰りたくないよ〜〜〜〜!!!



と、
みんな嘆いているはず。
と思いきや
結構みんな早々退散。


ここから車で何時間もかけて
みんな帰るんだもんなぁ、、、。





会場の外で
談笑していたら、
ウィルコのドラムのグレンが
”ハーーーーイ!”
って話しかけてきてくれた、、、
コミチさん、、、
一体あなたは何者なのですか!?




便乗しまくる
YOUとME
(MEはここでもリュック前ジョイ)




ホント心温まる
優しいフェスだった。


フジロックよりも
優しい、ほっこりしたフェス。

好きなものが一緒だから、
きっとみんな笑顔でハッピーになれるんだろう。





なんか、
手作りのウィルコ缶バッチを
突然プレゼントしてくれた人たち。
(名前は聞き忘れた)
意外と、
ここに来ている人たちは
アメリカでもかなりシャイな層なんだろうな。

コミチさん
お手製のうちわをプレゼント。
(ホント何者!?)










素晴らしいフェスだった。。。

ホント、
こんなクリーンなフェス、
中々ないと思う。
(全然海外フェス初めてだったけど思う)


とにかく人がよすぎる。

人に恵まれていた。
じーーーん







この日は、
(仮)ジョンスペ不在で
やはりタクシーつかまりにくかったけど
なんとかホテルへ到着。


かる〜くホテルの部屋で
TEAM FROM JAPANで
ノースアダムス産の
杏サワーで打ち上げして
寝たのであった。





次の日の朝、
ニューヨークへバスで戻り
ブルックリンの家族のもとへ向かう。








次、
ブルックリン編も、
書いちゃお〜〜〜。