初海外旅行で、
アメリカのマサチューセッツ州
ノースアダムスの地へ
渡米したYOU(ゆーじ)。
何しにアメリカへ!?
それは、
彼の大好きなバンドの一つである
(しかも好きなバンドランキング上位)
”WILCO”の主催するイベント
”SOLID SOUND FESTIVAL”
へ参加するため。
今日はそのイベントの
2日目の追跡をレポートしたい。
2019年6月29日(土)
晴れ
本日も晴天。
朝食を済ませ、
私たちはホテルから会場にバスで向かうので、
バスを待っていた。
この付近の電信柱は木だった。
この日はおじさんの運転手さんだった。
運転手のおじさんは、
”ちょっと待ってて”
と言いながら
ホテルへ入ってった。
きっとトイレにいってた。
結構長く待った。
(そう思うのは日本人だけなのかも)
おじさんを待つ私たち。
他にも3人ほど、外人さんいた。
おじさんがやっと戻ってきて、
バスに乗り込む。
私は昨日のバスのお姉さんから授かった
チャージできるバスカード(スイカみたいなやつ)
で支払おうとするも、
お金が足りない。
チャージの仕方も教わってたから
やってみるも、
お金が機械に入っていかない。
苦戦した。
私の後ろに並んでいた、
イケメンの外人さんに甘えてみた。
(若い時の、ジョンスペ(ンサー)に似てた)
(盗み撮りしておけばよかった)
”教えてください”
というのを、
ジェスチャーと”HOW”
という言葉だけで伝えた。
ここはアメリカだから、
なんでも大胆にいけるんだっ!
(本当に困っただけ)
そしたら、
(仮)ジョンスペは
そのオンボロの機械に
一生懸命1ドル札を入れようとしてくれた。
大きなリュックもしょってるし、
なんか、汗でびしゃびしゃだったし
近くの山で
朝からハイキングしてたのかな。
結局1ドル札は機械に入らない。
運転手のおっちゃんが
どうした!?
とやっとでてきてくれて、
機械に入らないから
この1ドル札だけで乗っていいよ!
って言ってくれた!(気がした)
そんな1ドル札のハプニングから
始まった朝。
会場に着いたら、
初めの一本。
牛乳。
アメリカには
いろんな牛乳の種類があって
よくわからないので、
ジャケ買い。
(加工乳なのかしら)
美味しい。
牛乳飲んだら
FOXWARRENから始める。
フロントマンの
ANDY SHAUFは
最近来日したり、
日本でも人気。
写真撮り損ねた。
でも、
TORTOISE見てたら
目の前にアンディーがいた。
小さなフェスあるある。
ロン毛だったけど、
短く切ってた。
アメリカまできて、
やっぱり恋しくなるのが
お味噌。
”味噌ラーメン”と”おにぎり”食べた。
日本の女性と
外人の旦那さんが切り盛りするショップは
ものすんごい人気。
普通に美味しかった。
奥様は松戸出身らしくて、
意気投合!
こんなアメリカの地で
千葉県民に会えるなんてっ!!!
普段はバーモンド州だかの
スキー場で屋台をやっているらしく、
ウィルコ知らないけど
たまたま出店に至ったらしい。
”何このバンド!?全然知らないんだけど、そんなに有名なの!?”
って言ってた。
日本から、
この女性のお母さんもお手伝いに来ていて
最近生まれた孫のユキくんを
嬉しそうに連れてきてくれた。
ここがアメリカだってこと、
忘れてた!
おんなじ日本にいても、
しかも千葉県でも
出会わないであろう、
アメリカのこんな地で出会うなんて。
なんとも不思議。
今回、
この度のお師匠さんの”コミチさん”も
そのお一人。
コミチさんは有名人だから、
コミチさんといると、
ウィルコのメンバーが寄って来てくれて、
写真を一緒に撮ってくれる。
ギター兼シンセなど、
マルチ担当のパットさんとも写真撮っちゃった!
YOUは
もう日本では着づらくなってしまったシャツをここで着る。
パットさんにも褒められて嬉しそうだった。
でも、
もう日本では着づらい。
パットさんのライブも
かっこよかった、、、、
コミチさんとは、
音楽の趣味もとっても似ているのに
きっとおんなじライブ会場でも
会ったりしていただろう、
お会いするのは
このソリッドサウンドフェスが初めて。
初めて会う気がしない。
ウィルコが繋げてくれる
たくさんの縁。
みんなと親戚みたいな気持ちになる。
(英語しゃべれないんだけど)
(好きなものは一緒の仲間)
普通に歩いていても
みんな英語で気さくに話しかけてきてくれる。
(英語わかんないから、なんて言っているかはわからない)
(とりあえず、笑顔でセンキュー)
マスモカは美術館なので、
美術館のステージもあったり、
美術館を観覧できたり。
まさに
アートと音楽の融合。
お酒も美味しい。
ウィルコにメッセージ書いた。
”インポッシブルジャーマニー”
という歌に、
”UNLIKELY JAPAN”
という歌詞があるので、
”日本も重要!”
ここに、
”WE LOVE WILCO!”
”FROM JAPAN”
って書いておいた。
私の英語、
読めたかな、、、
この日の夜のステージは最高。
もう、最高すぎて
お酒が進んじゃって、
おトイレも近くなっちゃって
大変だった。
このソリッドサウンドフェスの客層は
とっても素晴らしく
みんな静かに黙々と
彼らのステージを聞いていた。
よく、
日本人は
ライブの時静かすぎ!!!
なんて、
海外のアーティストは言うけれど
ここにいる人たちは
全然暴れることなく
むしろ日本人よりも静かに聞いていた。
よく、
ライブ中にも
おしゃべりしてしまう
日本人のYOUの方が
うるさいくらいだ。
(でも怒られなかった)
(でもYOUはよくライブ中、外人にしぃーーーー!と言われていた)
そんなこんなで
最高の夜を過ごした私たち。
TEAM “FROM JAPAN”
(今勝手に名付けた)
前日の夜に、
地元のタクシー会社の人の計らいで、
2時間以上待ったという教訓を生かし、
ビールを飲みながら待つことにした。
コミチさんの他にも、
川崎でTシャツ屋さんをしている、
カイさん・キョーコさんも
このソリッドサウンドフェスで初めて会う方々。
本当に好きな物は一緒なのに、
日本では出会えなかった方々。
もちろん、
初めてあった気がしない。
タクシーを待っている間も、
話は止まらない。
今日は、最高だったし、
3時間は待てるわ。
そんな気持ちだった。
ビールも飲み干して、
何となくタクシーが来ているか確認してみると、
目の前に大きな車が止まる。
そこに、ゾンビのように
ワラワラと集まる人々。
そうやって、私たちはその勢いに負けて
何時間も待つのだ。
しかし、
昨日となんだか様子が違う。
見たことのある人が、
その車の前にいたのだ。
『あっ!朝にバスで一緒だったジョンスペ(似)だ!』
確かに、この(仮)ジョンスペとは、夕方くらいにも会場で会って、
ハーーーイと、笑顔で挨拶を交わす。
“彼は、ハイキングの人じゃなかったんだね〜”
と、YOUと話していた。
そんな彼が、今私の目の前にいるのは、大チャンスだと本能で思った!!!(なんのチャンス?)
私は、(仮)ジョンスペの方を、一生懸命に叩いてみた。
“ハーーーーイ!!!”
彼は振り向き、驚いた顔だけど、嬉しそうにハーーイ!返してくれた。
急いで、コミチさんとカイさんに話して、彼に話しかけてもらう。
(英語担当)
“これは、君が配車した車かい?”
まさにそれは、(仮)ジョンスペがUBERで配車した車だった。
しかも、TEAM FROM JAPANのメンバー全員と(仮)ジョンスペが乗れる大きさの車だ。
こんな偶然ある!?
他の群がっていた、外人たちを押しのけ(というよりは、笑顔でソーリー)
(仮)ジョンスペのフレンドを装う。
昨日の2時間待たされたのは、一体何だったんだ、、、
しかも、こんな奇跡ある!?
朝出会った(仮)ジョンスペの配車した車で、方面も一緒で、タイミングも合致。
夕方に会ってなかったら、あんな勢いよく肩叩けなかったと思う。
彼も一人で帰るよりも安く帰れるし、よかったと思う。
車内でも話は尽きず、彼は明日の朝にニューヨークに戻り、バハマだかへ、バカンスに行くらしい。
寂しいぜ。
明日の朝見送るね!と約束をしてバイバイ。
(仮)ジョンスペは違うとこで泊まってた
ホテルまでついて、こんな偶然あるんだね〜と言いながら浸っていると、ホテルのロビーにはビールを飲んでる外人さんたちが。
何でかわからないけど、
一緒に飲もう!と誘われた。
コミチさんとカイさんが、英語を喋れるので安心してビールをもらい、みんなでワイワイ。
ヨラテンゴのTシャツ着てる人に、日本のバンド教えてって言われたから、
“ゆらゆら帝国”
とYOUが言った。
ヨラテンゴとも仲がいいし、
日本を代表するバンドだと思っている。
彼ら、
ゆら帝聞いて
気に入ってくれたかな?
途中、
YOUが消えて
探しに行ってくる!
と男子便を覗こうとしたら
彼らに
”そこは君は入っちゃダメだ!”
と言われて、
”俺が見てきてやる”
とかいう騒動もあった。
一緒に探してくれて、
無事にYOUは見つかった。
(ただ外でたばこ吸ってただけだった)
深夜2時過ぎくらいまで盛り上がり、
昨日タクシーでやっと帰って着た時間と
ほとんど変わらなかった。
お開きで、
部屋に帰ろうとしたら、
ホテルのフロントの旦那に、
”たばこくれ”
とせがまれ、
一緒に吸い出す。
私の英語力が確かなのであれば、
彼は黒人で
ニューヨークで育ったけど
彼女がこのウィリアムズインで就職が決まったから
彼もニューヨークから追いかけて
ここで勤めているらしい。
(私の英語力があっていれば)
一人一人、
いろんなストーリーがあるんだなぁ、、、
なんか、
ソリッドサウンドフェスに来たはずなのに
その取り巻きの人たちとの思い出ばっか。
これがアメリカなのですかね。
とにかく、
次の日もある意味濃い1日だった。
また、
皆様と時間が
許していただければ
記したいと思います。
どうぞ。
つづかせてください。
















